東大の英語構文　第12講 2020 1B | 東大の英語構文 | これまで調布・世田谷で受け入れてきた生徒様の塾での学習・合格事例などを共有します

(1)Homework Check
①Point
・単複に気を付ける。

文頭前置詞句。その後に最初に出てきた名詞部分のour speciesが名詞部分。speciesは一見複数っぽいですが、この前の文のa single ～speciesに冠詞のaがついていることから単数扱いであることが確認できるので、この後our speciesを受ける動詞は、現在形なら三単現の形が出てくるはずだということを留意しておきます。そうすれば次のappropriateにsがついているのも、appropriateはたいてい形容詞で目にするのでsに「?」となっても、ここで動詞として読むという判断ができます。
その後のthatは先行詞the foodの関係代名詞。andはone-quarter of the food・・・とmuch of all the world's fresh waterとを並列してこれら二つのものがappropriatesの目的語ととることができます。両方とも、数量を表す名詞＋of＋the food（あるいはthe water)の形になっており、対をなしていますよね。

1.appropriates
2.the foodを先行詞とする関係代名詞。他動詞produceの目的語になる目的格。
3.one-quarter of the foodとmuch of all the world's fresh water

「現時点で、我々の種は、世界の全ての植物が生産する食物の四分の一と、全ての世界の新鮮な水の多くの部分を、完全に占有している。」

②Point
・関係代名詞の主格

文頭のagainは副詞。thatは関係代名詞で節の主語になっています。先行詞はsomething。では何が「again＝再び、以前にはなかったこと」なのかというと、thisが指しているものすなわち生態系にて、人間が占領していることで、このことは
前の段落で、都会に住む人が田舎よりも多いということが歴史上初めてだという記述を受けて、「このことも歴史上初めてだ、」と言っているわけです。
1.同様に以前にはなかったことだ、ということ。
「これもまた、以前にはなかったことである。」

(2)Point

・no other・・・・は最上級の意味になります。
②演習（2020東京大学　1B)
・No other species that evolution has produced has ever been able to play such a central ecological role on such a grobal scale.

no other species が主語。だと思ったら動詞が出てこずにthatが登場。そのあとの文を眺めてみると、evolutionという名詞があって、has producedという動詞部分があって、そのあとすぐにhas ever been able to playという動詞があります。ですのでproducedでいったん区切れるわけで、そうすると、produceの目的語が見当たらないことから、thatはspeciesを受けている関係代名詞でproduceの目的格と決まります。
playの目的語はそのあとに最初に出る名詞であるrole。play a roleで「役割を演じる」という言い回しを知っている人はピンとくるでしょう。on以下前置詞句、scaleという名詞は前置詞はonを連れてきます。

「進化が生んだほかのどの種もこ今までにんなに地球的な規模で中心的な生態上の役割を演じることが出来てはいない。」

(3)Point
・becomeは補語をとる動詞で第２文型を作る。
③演習（2020東京大学　1B)
・So, our world is becoming thoroughly human-dominated.

Sがour world,　is　becomingがV。becomeは補語Cをとる動詞で、この場合の補語はhuman-dominated。分子は補語になりますね。形容詞と同じ扱いです。
「だから、我々の世界は完全に人間によって支配されつつある。」

(4)Homework(2020　東京大学　1B)
①・By 2030, nearly 10 per cent of the land on the planet will be densely populated, and much of the rest covered by farms, fields, and plantations which humans have sahped.
―次の問いを考えてみましょう。
1.一つ目のand以下の文の動詞はどれでしょう。
―訳してみましょう。

②・Altogether a set of entirely new habitats, the likes of which nature has not seen before.
―次の問いを考えてみましょう。
1.主節の動詞はどこにありますか？
2.,the likes of whichの文法的な説明をしてみましょう。
―訳してみましょう。

「方法が、ある」SMK

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