「あなたの意見を、根拠を含めてのべなさい」

　設問を作った人は、あなたがどう考えるか聞いています。筆者が「yes」と言っていても、あなたが「no」ならそれで構わないわけです。ただこの場合、根拠も聞かれていますから、～や～だから、「no」である、と答える必要があります。なので、あまり意見を持っていない場合、根拠を上げやすい解答の方を選んだ方が書きやすいですね。時間も限られていますから、自分の考えに固執する、というよりは、説得力のある答案を作るようにしましょう。

「～はどのように変わったのですか、説明しなさい。」

　変化を聞かれていますので、「最初は～だったが、・・・の結果、～になった」、と答えます。変わる前と、変わった後の内容を、本文の中から探してマークしておきましょう。変化が分かるように、なるべく対照的に書きましょう。たとえば、「天気が悪かったが、良くなった」ではなく、「どしゃぶりだったが、カラッと晴れた」というように。

「次の文の空欄に適する語を入れなさい。」

　設問に文章が書かれていて、その空欄を補充するものです。例えば、

「花子は　　　に衝撃を受けたが、その後　　　に出会い、　　　という決意をした。」

の　　　を埋める、というもの。これは「おでん方式」がいいです。「衝撃」に◎、「出会い」に△、「決意」に□でも書いておいて、

「花子は　　　に◎を受けたが、その後　　　に△い、　　　という□をした。」

として、◎△□のおでんを文中から探します。おでんが捜せれば必ずその付近にあるはずです。

但し、おでんがそのままではないときもありますから、そのときは似たようなおでん（◎が○だったり）を探します。