東大の英語構文 第8講 2020 1B
(1)Homework Check
①Point
・比較の表現はたし算で考える。
the evolutionが主語、三単現でfascinatesが動詞。そこまでが主節で、そのあとは従属節のbecause節。itが主語。seemsが動詞。an interesting additionが補語。suchがくっついてinterestingを強めています。
additionは、動詞の形addがadd toで用いられるその名詞化バージョン。
not leastをどう絡めるかですが、leastはlittleの最上級で、否定のニュアンスですから、least because ・・・で「~だからということは全くない」わけで、それをnotで打ち消しているので、「~だからということは全くないということでもない」、つまり
「少しはbecause以下も理由になっている」ということです。(この表現は強勢が特にnotに置かれなければ、「とりわけ」という意味にもなります。)
1.少なからず/とりわけ
「ロンドンの地下蚊の進化が私を魅了するのは、それが進化の標準的な例以外の、とても興味深い別の例のように見えるからでも多少ある。」
②Point
・等位接続詞orは同じ資格のものを並べる。
weが主語。knowが動詞。allは複数を表す代名詞の後ろからかかって「~はすべて」という意味になります。名詞evolutionの後に分詞perfecting the feathers・・・と続いており、分詞の後置修飾。
とすればこのpefectは目的語もとっており他動詞だということになります。perfectは形容詞でよく見ますね。こういう風に、同じスペルのまま、いつもよく見る品詞として以外で登場することもあります。
意味は保たれますから、「~を完全にする」ぐらいの意味です。
等位接続詞orが何と何とを結んでいるのかを検討する必要があります。A+等位接続詞+BはBに注目するんでしたね。Bは、「体の部位の名詞+of+生物+前置詞+場所を表す名詞」になっています。それと同じものがAにありますね。つまり
the feathers of birds of paradise in distant jungles
perfecting or
the shape of rare flowers on high mountaintops
という構造です。
1. 分詞の後置修飾
「遠方のジャングルの極楽鳥の羽や、高い山頂の希少な花の形状を、完全なものにする進化については我々はみんな知っている」
(2)Point
・so・・・that構文に留意する。
②演習(2020東京大学 1B)
・But apparently, the process is so ordinary that it is happening literally below our feet, among the dirty power cables of the city's subway system.
so○○that××、の形のso that 構文です。「とても○○なので××である」と訳すか、「××なほど○○である」と訳すか、意味がよく通るほうで訳しましょう。
itはevolutionもしくはthe process of the evolution ぐらいでしょう。ordinaryをどう訳すか悩みますが、そのあとの文の意味を汲んで、「身近なもの」ぐらいの意味が良いでしょう。
文章全体の趣旨は、都市化が地球を覆ってそれが進化を促している、ということなので、「身近で起こっていること」、とします。このso that 構文は、どちらで訳してもおかしくないです。
「しかし明らかに、その進化の過程は文字通り我々の足元、都市の地下鉄のシステムの汚れた電力線の間で起きているぐらい身近である。」
(3)Point
・破格の文。
③演習(2020東京大学 1B)
・Such a nice, unique, close-to-home example!
英語の文は、必ず主語+動詞だよ、と言われ続けて来ているのに、動詞がありません。どうしよう。ルール違反の文で(文と言えないかもしれませんが)、「破格」と言います。
ビックリマークが打たれているくらいですから、感嘆文、What a nice, unique, close-to-home example it (=the process of the evolution of C.m) is!と同じ意味です。
「何ていい、他にはない、家の近くで起こる進化の例!」
(4)Homework(2020 東京大学 1B)
①・The sort of thing you'd expect to find in a biology textbook.
―次の問いを考えてみましょう。
1.主語は?動詞は?
2."you'd"を文法的に説明してみましょう。
―訳してみましょう。
②・But what if it is not an exception anymore?
―次の問いを考えてみましょう。
1.what if・・・を文法的に説明してみましょう。
―訳してみましょう。
「方法が、ある」SMK
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