古文構文 意味のまとまり

query_builder 2021/07/16
解法塾
完全個別ゼミ



意味のまとまり

 

文が長くて、読んでいるうちに誰がどうしたのかわからなくなって、意味が分からなくならないように、どこで区切ればよいかを考えましょう。基準は、一つ以上の主語と述語の関係が成立しているということ。

 

       A           て・で・つつ           B              

 Aの部分だけでは終わりません。そのあとが必ず必要です。ですので他に主語が出ていなければBの主語はAの主語です。Aして、そして、何なの?の「何なの?」の部分にAをつなげて読みます。

 

        A           ば・ど・に・を・ば             B                  

 Aの部分だけでまとまります(終われます)。Bから別のことが始まります。ですので「ば・ど・に・を・が」でいったん切ります。Bの主語はAと同じでも違う主語でも当然構いません。

 

③時を表す表現はそれだけで独立させます。(あるいは(  )にくくります)。

 

 これも今は昔、①/民部大輔篤昌といふ者ありけるを、②/法性寺殿の御時、③/蔵人所の所司に良輔とかやいふものありけり。④/くだんの者、篤昌を役に催しけるを、⑤/「我はかようの役はすべき者にもあらず」とて参らざりけるを、⑥/所司舎人をあまたつけて、苛法をして催しければ、⑦/参りにける。⑧/    (宇治拾遺物語)

 

①時の部分。②「を」があるので切れます。③も時の表現。④・・・トカイウモノガ(主)イタ(述)。「あり」は自動詞で目的語を取りませんから、先の②の「を」は目的語を作る格助詞ではなく、接続助詞。⑤「くだんの者」に助詞がついていないので、「を」か「が」を補いますが、「推しける」の目的語は既に「篤昌を」で出ているので、「が」を補って主語とします。「くだんの者」は篤昌ではない方、良輔です。「を」で切れます。⑥「あらず」は自動詞ですから、「我は」の「は」は「を」ではなく「が」。役に推された人が私はその役はすべきでない、と言うのだから「我」=篤昌が、と(言ひ)参らざりける(を)。⑦「催し」は他動詞ですが、目的語がありません。なので、⑥の「参らざりけるを」の「を」は目的語を表す格助詞、よって「ける(連体形)」+隠れた名詞+「を」で隠れた名詞を補います。⑥で言って参らなかったのは篤昌ですから、補う名詞は篤昌。「ば」で切れます。

 

(参考 「古文解釈の方法」 関谷 浩著 駿台文庫)

 





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